中東最大のハブ空港と名高いイスタンブール空港。
そんなイスタンブール空港で経験した苦い体験を共有します。楽しいトランジットタイムを過ごせると思っていたのに、予想外なことで涙を飲むことになりました。
その予想外なことというのが、イスタンブール空港の物価です。
日本の空港とは比較にならないぐらい物価が高い!マックで軽食を買っただけで6,000円もかかってしまったよ(泣)
マックやスタバなどのチェーンに限らず、空港内の飲食店は軒並み高い印象です。日本にいる感覚で飲み買いするのは本当に危険です!
イスタンブール空港では何でも市内よりも価格が高く設定されているって聞いたことあるよ...。
これからイスタンブール空港を訪れる人が同じような苦い経験をしないよう、マックとスタバを例に空港価格をお伝えしたいと思います。
参考になれば嬉しいです!
この記事で分かること
- イスタンブール空港の雰囲気
- マックやスタバなどのチェーン店の価格帯
- イスタンブール空港の過ごし方とワンポイントアドバイス
イスタンブール空港は中東最大のハブ空港
イスタンブール空港は2018年に運用を開始し、2019年4月に全面開港したトルコ最大の国際空港です。
トルコを代表する航空会社ターキッシュエアラインズの拠点空港でもあります。
豆知識
現在イスタンブール空港には4本の滑走路があり、今後6本に増大される計画があるそうです。そうなると年間の利用者は最大2億人に達し、世界最大の国際空港となります。
トルコはアジアとヨーロッパの中間地点に位置している国なので、経由地としては最高のロケーションですね。
電光掲示板で出発ゲートを確認したときに、ヨーロッパと東南アジアを繋ぐ便が多い印象を受けました。
イスタンブールと世界262都市をつないでいるっていう情報もあるね!
私も今回初めてイスタンブール空港でトランジットしてヨーロッパに入国する南回りのルートを選んでみたよ!
そんなロケーションにあるイスタンブール空港は、昼夜を問わず多くの旅行客で賑わっています。
クリスマスシーズンということもあって、イルミネーションを空港内のあらゆるところで目にすることができました。
多くの旅行客に空港で快適に過ごしてもらうため、免税店や飲食店、ラウンジ等が充実しているのもイスタンブール空港の魅力です。
そんな注目の空港ですが、物価には注意が必要です!
私自身のほろ苦い体験を交えながらイスタンブール空港の物価についてお話します。
イスタンブール空港の物価は超高い!マックは日本の5倍!
ここからは、イスタンブール空港での苦い体験の一部始終をお伝えします。
空港に到着後、軽食が食べられるお店を探し始めたのが運の尽きでした(笑)
空港内をウロウロしていると目の前に見えてきたのがマックの看板。
せっかくだし、海外のマックでも試してみようか〜
ということで、ワクワクしながらダブルチーズバーガー2つとナゲット(+アイオリソース)を注文しました。
合計金額は税込1300TL(トルコリラ)。金額の詳細はこちらです。
マックで注文した物とその金額
- ダブルチーズバーガー2個:960TL
- チキンナゲット:200TL
- チキンナゲットのソース:25TL
- 消費税
ファストフードは基本どこの国も安いので「高くても2,000円ぐらいなはず!」と見積もっていたのですが、見事にその予想が打ち砕かれました......。
注文したものを日本円で換算したところ、
- ダブルチーズバーガー2個:4,684円
- チキンナゲット:976円
- チキンナゲットのソース:122円
- 消費税
なんと、驚愕の6,344円。(1トルコリラ=4.88円換算)
日本であれば1,000円ちょっとぐらいだと考えると、なんと5倍以上の値段に...。
帰国後のクレカの明細を確認したら、しっかりと上記の金額が引き落とされていました(泣)
血の気が引いたよね...ビッグマックのセットとか頼んでなくてよかった〜って感じ。
それまでヨーロッパを旅行していたということもあって、トルコリラと円の換算レートを事前に確認せずにオーダーしたことが痛い目を見た原因です。
換算レートをしっかり確認していなかった自分たちに落ち度があるのですが、ハンバーガー1つが2,500円もする世界があろうとは....。
空港だから強気の価格設定になってるのかな?
イスタンブール市内だとチーズバーガーが75TL〜85TLぐらい(日本円で400円〜500円)の値段なので、空港は市内の5、6倍の価格設定になっているようです。
値段が高いのがマックだけなのかと思って他のチェーン店やカフェも覗いてみましたが、他も同じような値段でした。
また、飲食店に限らずお土産も割高なので、値段を確認してから購入することをおすすめします。
アドバイス
空港価格になっていることを念頭に注文しましょう!日本から軽食を持ち込んだり、トランジット時間を短めに設定したりするのがベター。
潤沢な旅行資金がないとイスタンブール空港は楽しめなさそう......。
そうだね...円安の今、イスタンブール空港で楽しもうと思ったらお金に余裕が必要だね。
旅行帰りのトランジットでイスタンブール空港に寄ったのでお金に余裕はなかったのですが(笑)、13時間もトランジット時間があったのでスタバにも寄りました。
続いて、スタバでかかった金額をご紹介します!
スタバも価格は日本のおよそ2倍!高いけれど、ヨーロッパと同じくらい
マック同様、スタバも価格は高めです。こちらが私が注文したドリンクです。
スタバで注文したドリンク
- エスプレッソフラペチーノ(Grandeサイズ):221TL (日本円で約1,078円)
- ベリーハイビスカスティー(Grandeサイズ):205TL (日本円で約1,000円)
日本のスタバと比べると2倍近くになっているので、やっぱり高いと感じますよね...。
とは言っても、ヨーロッパでも同じぐらいの値段だったので、イスタンブール空港のスタバが特別高いとは感じませんでした。
海外に長く滞在してると金銭感覚がマヒしてくる(笑)
日本も物価が高騰していますが、他国はその比ではないようです。特にトルコではインフレ・通貨安が加速していて、物価高騰に歯止めが効いていないようですね。
繰り返しになりますが、空港はそれにさらに輪をかけた価格設定になっているので要注意です。
アドバイス
飲食店だけではなく、免税店で売られている商品の価格も高めに設定されています。購入する前に適正な価格か判断しましょう。
まとめ:イスタンブール空港の物価には注意しましょう
イスタンブール空港での物価の実態と注意点を解説しました。
私は無駄にトランジット時間が長かったということもあって、気づかないうちに2人で1万円近く使ってしまいました...。
皆さんが同じような経験をしないよう、注意喚起を込めて記事を執筆しました。誰かのお役に立てれば幸いです。