
・ターキッシュエアラインズの座席指定は無料?それとも有料?
・予約方法は?
そんな疑問にお答えします。

本記事の想定読者
- 座席指定をすべきか悩んでいる方
- 座席指定料金や予約方法を知りたい方
結論から言うと、座席指定あり/なしによって追加料金の有無が決まります。
どういうことかと言うと、
- 座席指定あり:アプリ/ウェブで席を指定する(有料)
- 座席指定なし:空港でのチェックイン時に席がランダムに割り当てられる(無料)
ということです。

長距離フライトだと座席の位置って地味に大事なところ。座席指定についてもっと詳しく教えて欲しい!
詳しくは、この後詳しく解説します。
私自身、ターキッシュエアラインズを初めて利用した際に座席指定がうまくできずに困った経験があります。
ウェブでもアプリでもなぜか座席が指定できず、空港の自動チェックイン機で割り当てられた席に座ることになったんですよね......。(結果的には良かった)
結果的には良かったけど、出発ギリギリまで席が決まってなかったから焦ったよ!

エクスペディア経由で航空券を購入したので、もしかしたら座席指定ができるタイミングが出発直前になったのかもしれません(?)
皆さんがそんな経験をすることなく旅行できるように、座席指定の方法と座席指定(有料)/ランダム席(無料)のメリット・デメリットを解説します!
この記事で分かること
ターキッシュエアラインズの座席指定(基本情報)
座席指定をすべきか決める前に、まずはターキッシュエアラインズ(国際線)の座席指定に関する基本情報(2024.5.30時点)をチェックしましょう。
ビジネスクラス以上は座席指定が無料ですが、エコノミークラスは有料です。
座席指定は9ドル〜となっていますが、私が乗った年末年始のフライトではどの席を選んでも39ドル(日本円で約6,400円)の追加料金がかかりました。

他の航空会社だと非常口付近や足元が広い席は追加料金がかかるけど、ターキッシュエアラインズはどの席でもお金がかかるんだね......。
ターキッシュエアラインズは安さが売りだけど、座席指定も含めるとそのメリットを感じにくくなるかも......。

そうなんです。座席指定に追加料金がかかることを知らないと、「予想以上にお金がかかってしまった」なんてことになりかねません。
なので、ご自身のニーズに合わせて座席指定をすべきか考えてみてください!
それでは、座席指定あり/なしのメリット・デメリットを解説します。
「座席指定なし」のメリット・デメリット
座席指定をしない場合は、空港でのチェックイン時に自動で割り当てられた席に座ることになります。
そのメリット・デメリットがこちら。
【メリット1】追加料金がかからない
【メリット2】グランドスタッフに相談できる
【デメリット1】早めに空港カウンターに向かう必要がある
【デメリット2】希望の席が取れるとは限らない
一つずつ解説します!
メリット1:追加料金がかからない
1つ目のメリットは「追加料金がかからない」ことです。
ここで注意していただきたいのが、あくまでもランダムで選択された席には無料で座ることができるということ。
チェックインの時点で空いている席の中から最適な席がランダムに割り当てられるみたい!

2名以上で予約した場合は横並びの席にしてもらえることもありますが、そのときの空き状況次第です。
バラバラで座らないといけない場合もあるので、それを避けたい方は有料での座席指定をおすすめします。
ポイント
空席具合は搭乗時期(繁忙期または閑散期)によって異なります。ラッキーであれば、隣同士の席や窓際の席など希望が通ることもあります。
メリット2:グランドスタッフに相談できる
2つ目のメリットは「グランドスタッフに相談できる」ことです。
繰り返しになりますが、座席指定なしの場合は出発当日に空港で手続きを行います。
手順はいたってシンプルなので間違えることはないと思いますが、途中でやり方が分からなくなっても空港であれば航空会社のスタッフに手伝ってもらうことができます。
ちなみに、成田空港では日本人のスタッフが対応をサポートしていたよ!

初めて利用する航空会社であれば空港の手続きの方が確実で安心感があると思います!

座席を変更したいって言う時にもすぐに聞くことができるから良さそうだね!
続いて、デメリットを解説します。
デメリット1 :早めに空港カウンターに向かう必要がある
1つ目のデメリットは「早めに空港カウンターに向かわないといけない」ことです。
なぜなら、座席が早いもの勝ちだからです。ランダムとは言え、希望する席をGETするためにはできるだけ早く空港カウンターに到着していたいところです。
出発3時間前には空港に到着して、カウンターが開くのを待つぐらいが理想ですね。

早朝フライトだと始発には家を出ないといけないかも......。大変だ......。
年末年始やGWなどの混雑する時期だと、残っている席の中で希望の席を確保するのは至難の技です。
私は朝10時のフライトだったから7時には到着してたけど、その時点で残席はすでに15席未満だったよ!

希望する席がある人はできるだけ早く空港に到着しておきましょう。
デメリット2:希望の席が取れるとは限らない
2つ目のデメリットは「希望の席が取れるとは限らない」ことです。
希望の席を確保できるかどうかは運次第。早めに空港に到着したからと言って必ず希望の席が取れるとは限らないのがツライところです......。
座席指定の画面をパッと見た感じだと、私が乗ったフライトでは空港に到着した時点で横並びで座れる席の選択肢は2〜3個しかありませんでした。しかも、機内の後方です。
二人組の女性は席が取れなかったからなのか、通路を挟んで隣合うように座っていたよ!

並びで席を取りたい方や前方に座りたい方はオンライン予約(有料)の方が確実です。
また、英語が苦手な連れがいるとか二人で横並びに座ることを前提に旅行を計画している人はオンラインでの予約をおすすめします!
逆に、機内後方や3人席の真ん中でも問題なければ、追加料金がかからない当日の座席確保が良いと思います。

どこの席でも気にしないよ〜って人はお金を払ってまで予約する必要はないってことだね!
続いて、座席指定ありのメリット・デメリットをお伝えします。
「座席指定あり」のメリット・デメリット
座席指定をする場合は、webまたはアプリで追加料金を払って事前予約をします。
そのメリット・デメリットがこちら。
【メリット1】希望の席を指定できる
【デメリット1】座席指定料金が高い
【デメリット2】アプリやウェブでの座席指定が煩雑
メリット1:希望の席を指定できる
座席指定をする最大のメリットは「希望の席を指定できること」です。
座席指定をするタイミングによっては希望の席が取れない場合もありますが、大抵は希望に近い席を予約することができます。
座席指定は特にこんな人におすすめです。
- 複数人で旅行に行っている人
- 席にこだわりがある人(例:窓際の席、足元の広い席)
- 機体から早めに降りたい人
複数人で旅行に行く場合、横並びの席を希望する人が多いですよね。事前予約をしていればバラバラに座ることにはなりません。
また、窓際に座りたい人や機体から早めに降りたい人も座席指定は必須です。なぜなら、前方かつ窓際の席は埋まりやすく、無料の席として残っていることはほぼないからです。

最前列の席からどんどん埋まっていく傾向があるよね!みんなが座りたいと思う席なら航空券を買った時点で座席指定をしておくことが大事だね!
続いては、デメリットについてお伝えします。
デメリット1:座席指定料金が高い
1つ目のデメリットは「座席指定料金が高い」ことです。
ターキッシュエアラインズのホームページから座席料金表を抜粋してみました。国際線は通常席の指定だと39ドル、日本円で最大6,400円(2024年時点)かかります。
Turkish Airlines HPより抜粋(2024年3月時点)
フライトごとに座席指定料金がかかるとなると、往復で最低でも上記の金額の倍かかることになりますね。
自分は行きも帰りも乗り継ぎ便があったから、すべての便で座席指定すると25,000円ぐらいかかっていたかも......。

安さが決め手でターキッシュエアラインズにしたのに、座席指定で数万円の出費が追加されるのは想定外ですよね。

数万円プラスになるんだったら直行便を選んでたよ....なんてこともあり得るもんね。
座席指定代が航空券代に含まれている航空会社もあると考えると、座席指定料金がかかるのはデメリットの1つですね。
デメリット2:アプリやウェブでの座席指定が煩雑
2つ目のデメリットは「アプリやウェブでの座席指定が煩雑である」こと。
パソコンの公式ホームページは日本語に対応していますが、アプリは日本語対応をしていないのですべて英語表記です。

まず、英語を理解するのに時間もかかる...しかも、結構エラーもあるみたいだね。
ネットにも予約できなかったっていう人の口コミがあったよ!私も決済ができなくてネットでの予約を断念したよ.......。

手続きができないときに手伝ってくれる人はいないので自力で解決するしかありませんが、ネットで検索しても解決策が出てきません。結構ストレスフルな手続きなので、もっと簡便になるといいなと思っています。
最後に、私が実際にどのように座席を確保したのかお話します。
【実体験】自動チェックイン機で隣同士の席を出発直前にGET
オンラインで予約できず、当日の朝に空港で手続き
最後に私がどのように座席を確保したのか、その経緯をお伝えしたいと思います。
英語が苦手なパートナーとの初めての海外旅行だったので、隣同士の席を希望していました。
せっかく一緒に旅行に行くのに座席がバラバラなのは寂しいから、絶対に隣同士の席を確保したいと思ってたよ!

それなのに、なぜか座席のことをすっかり忘れていて確保に動き出したのは出発前日(笑)
慌ててウェブで座席を指定しようと思ったところ、エラーが表示されて決済できずNG。その後、公式アプリで試してみてもエラーの連続でした。
何度試してもうまくいかなかったので空港の自動チェックイン機で手続きしたら、日本⇨イスタンブール間のフライトで並びの席(ランダム)を追加料金なしで確保できました!!

座席指定したら一人数万かかるところ、希望の席が無料で取れてラッキーだったね!
当日の空席状況
最後に、当日の空席状況をまとめてみます。
- 未指定席の残席は20席弱ぐらい
- 機内の後方、3人席の真ん中、一人席が多く残っている
- 並び席は数組分のみ空いている
出発当日にチェックインしたときにはすでに多くの席が座席指定済みで、自動チェックイン機で選べる席に余裕はないと感じました。
カウンターのオープンとほぼ同時にチェックインしたので、なんとか隣同士の席を確保できたという感じです。

空港に早く到着していなかったら横並びの席は取れなかった可能性があったってことだね......。
思っていたよりも席の空きがなかったので、当日の席の確保はリスクがあると思いました。
ポイント
空港で座席を確保する場合は、出発の3時間前を目安に到着していることが大切です!早ければ早いほど、希望に近い席が選べる可能性が高まります。
まとめ
ターキッシュエアラインズでの座席指定の方法とそれぞれのメリットとデメリットを解説しました。
希望の席がある人にとっては空港で割り当てられた席を確認する方法はリスクが高いですが、こだわりがない人にはおすすめです。
座席指定が必要かはお財布とも相談しながら慎重に判断してもらえたらと思います。本記事が皆さんのお役に立てば嬉しいです。
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