ルフトハンザ航空のプレミアムエコノミーってエコノミーと何が違うの?
食事のクオリティとか席の広さを教えて欲しい!
そんな疑問にお答えします。
2024年11月にフランクフルト-羽田間の長距離路線で、ルフトハンザ航空(全日空ANAとの共同運航便)のプレミアムエコノミークラス(以下、プレエコ)を利用しました。
初めてのプレエコだったのですが、期待以上に快適なフライトになりました。
実際に乗ってみて気がついたことやエコノミークラスとの違いを解説します!
記事を読んで分かること
- プレミアムエコノミーの口コミ
- エンタメの充実度
- 座席の広さ
- 食事のメニューとタイミング
- 預け入れ荷物の上限
プレミアムエコノミーとは?
プレミアムエコノミークラスの機内の話をする前に、プレミアムエコノミーの位置付けや口コミをご紹介します。
プレミアムエコノミーの位置付け
プレミアムエコノミーは、エコノミークラスとビジネスクラスの中間に位置づけられています。
運賃、座席の座り心地、サービス水準なども両クラスの良いとこどりです。
地上でも機内でもワンランク上のサービスを受けられるっていうので評判がいいって聞くよね!
ちなみに、フランクフルト航空のプレミアムエコノミーのサービス提供は2014年から開始されているので、すでに10年の実績があるということになります。
そんなルフトハンザのプレミアムエコノミーの口コミがどうか確認してみましょう。
プレミアムエコノミーの口コミ
Xで口コミを確認すると、サービスに満足したという声が多く見られました。
ルフトハンザのプレミアムエコノミー、いろはす常備してくれてるの嬉しい。日本のお水大切🙏
— REIKA(サブ垢) (@REIKA_ARIKAWA) November 28, 2024
スリッパ、フットレス完備。毛布もエコノミーとは違うなんかフカフカのやつ。
どうやら食事も少し豪華らしい?今の所はANAのプレエコよりは少し豪華な印象です。 pic.twitter.com/MVNIRXGG6L
たまにあるらしい、エコノミーよりプレミアムエコノミーの安いという現象が発生したので、ルフトハンザのプレエコ初体験!広くて快適だし、アメニティ貰えるし、機内食が陶器やガラスの食器で提供された!😆 pic.twitter.com/3pASMhHwIg
— かづ (@KAZzz_zz) August 24, 2019
ANAのB787-9 JA871Aでフランクフルトへ。
— マトリョーシカ/交通系動画 (@matryoshika01) March 18, 2022
戦争の影響で迂回ルート&ウィーンで給油の為に着陸するので18時間のフライトになります。
今回はプレミアムエコノミーを選択したのでアメニティーなどもくれる。
ルフトハンザのB747に乗る為にヨーロッパ経由でニューヨークへ向かいます。 pic.twitter.com/joKEVM3cEB
実際に搭乗してみたレビューをしたいと思います。まずは、エンタメ情報から。
エンタメ
最新映画からドラマ、ゲームまでエンタメは充実していましたが、エコノミーと変わらないかなという印象です。
モニターの大きさは11〜12インチで、エコノミーよりは大画面で映画を楽しむことができたのはGOODポイントでした。
ただ、一つ残念だったのは、「イヤホンのつけ心地が悪かったこと」と「イヤホンジャックにうまく挿さらなかった」こと。
どの航空会社でもそうだけど、機内で配布されるイヤホンの音質とかつけ心地ってあんまり良くない・・・
確かにそうだね。今回もイヤホンで耳が痛くなったり、イヤホンジャックに不備があったから片方の音しか聞こえなかったりで問題だらけ。
やはり自前で有線のイヤホンを準備しておくことをおすすめします。Bluetoothでもいいですが、有線の方が確実にジャックに挿せるので、1本持っておくと安心です。
座席の広さ
エコノミーとの違いは、何と言っても「座席の広さ」
ルフトハンザ航空のエコノミークラスは、通常3列-3列-3列の9人掛けのシートです。
一方、プレミアムエコノミークラスは2列-3列-2列で7人掛けなので、エコノミークラス2席分の余裕があります。
実際に座ってみると、写真のように足元に前後のスペースが十分にあって、女性であればかなり余裕がある広さです。窮屈さは感じませんでした。
公式HPによると、最大50%空間が広くなってシート間隔は99cmもあるそうです!
さらに、エコノミークラスよりも大きくリクライニングできる背もたれだったので、仮眠のときにも快適さを感じました。
長距離便は座席の広さが命!ちゃんと眠れたから、着陸後の疲れ具合がエコノミーと段違いだった(笑)
ドリンクサービス
出発前のウェルカムドリンク
出発前にウェルカムドリンクのサービスがあってスペシャルな気分を味わえました。サーブされたのはマンゴージュースです!
エコノミークラスでも同じようにサーブされていたかもしれないですが、こういうちょっとしたサービスがあると嬉しいですよね!
プレミアムエコノミーの場合、アームレストにはカクテルテーブルが備え付けられているので、わざわざテーブルを出す必要がないところもプラスのポイントでした。
(写真を撮り忘れました、、)
アメニティとして500mlの水のペットボトル1本完備
プレエコでは、アメニティとして500mlの水のペットボトルが1本完備されています。
マンゴージュースが載った写真の左側に水のペットボトルがあるのに気がついたでしょうか。ちなみに、ブランドはいろはす天然水です。
機内は乾燥していて喉が渇きやすいから、水が常備してあると助かる!
アルコールからソフトドリンクまでドリンクの種類は充実していましたが、エコノミークラスと大差はないと感じました。
続いては機内食をご紹介します。
食事のメニューと感想
機内の楽しみと言えば、やっぱり機内食ですよね!プレエコなので少し期待が高まりました。
食事のメニューは記載のとおりで、私は2回とも和食を選んでいます。毎回、前菜を2択の中から1つ選べるようです。
しばらく和食が食べられなくなるから、主菜には唐揚げと焼きそばを選んだよ!
全体的にバランスが取れていてどれも美味しくいただくことができました。女性にピッタリの量かなという印象です。
料理の写真も交えながら一つずつ紹介していきます!
【食事1回目:昼食】離陸後3時間後
1回目の食事
- 前菜:海老とサーモンのコールスローと野菜のお寿司
- 主菜:チキン南蛮と蒸し炊き飯
- デザート:ラズベリーソース添えのガナッシュケーキ
- パンとバター
- チョコブラウニー
ルフトハンザでは離陸後2時間ぐらいを目安に1回目の食事がサーブされます。
本来であれば離陸後すぐに配膳されるところ、今回は揺れが激しい時間が長く続いたので、離陸後3時間後に食事がスタートしました。
まず気がついたのが、食器の違い。エコノミークラスとは食事が異なっていて、陶器やガラスが使われていて高級感を感じることができました。
ちょっとした違いだけど、アップグレード感を味わえるのは嬉しいよね!
日本人好みの味付けで美味しかったです!中でもコールスローとガナッシュケーキが非常においしかったです。
もちろん完食しました。
【食事2回目:夕食】着陸前2時間前
2回目の食事
- 主菜:ベジタリアン焼きそば
- デザート:新鮮なフルーツ
- パンとバター
夕食は着陸の2時間ぐらいを目安にサーブされました。
夕食に頼んだのも和食のベジタリアン焼きそばです。
焼きそばは美味しいと、あるブログに書いてあったので楽しみにしていたのですが、蓋を開けてちょっとガッカリした気持ちに。
野菜は入ってはいるけど、、なんか具が少ない(泣)
さっぱりした味でよかったものの、正直もう少し具のボリュームがあって欲しかったなと思いました。男性だと量が少ないと感じるかもしれません。
【軽食】ギャレーには「おにぎり」と「パウンドケーキ」
2回の食事だけでは物足りない方は、間食でお腹を満たしましょう。昼食と夕食の間ぐらいにサーブされます。
ルフトハンザ航空では、おにぎりとパウンドケーキが用意されていました。
私がもらったのは、キャラメルのパウンドケーキ。ほんのり甘くておいしかったです!
軽食はキャビンアテンダントが渡してくれるケースもありますが、機体後方のギャレーにもあるようなので、運動がてら行ってみてください。
続いては、預け入れ荷物の上限についてです。
預け入れ荷物は最大2個まで可能
ルフトハンザ航空では、エコノミークラスの場合、預け入れ荷物の上限は1個です。
一方、プレミアムエコノミークラスでは、2個(各23 kgまで)の無料受託手荷物を預けることができます。
つまり、エコノミーの2倍の荷物を預けることができるってことだね!
荷物が多くなりがちな海外旅行のときに荷物の量を心配しなくてよくていいですよね!
まとめ:ルフトハンザ航空プレエコは長距離便のときにおすすめ!
ルフトハンザ航空プレミアムエコノミークラスの搭乗レポートを備忘録にまとめました。
プレエコはエコノミーよりも若干価格は高いですが、その分提供されるサービスも間違いないです。
ヨーロッパなどの長距離便でプレエコを利用できると、現地到着後の疲れが溜まらずに次の日から元気に活動できると思います!
ぜひプレエコを選択肢の中に入れてみてください。この記事が参考になれば嬉しいです。