トランジットする空港での時間が海外旅行の楽しみのひとつでもある人は多いですよね！
年末のヨーロッパ旅行では、経由地であるトルコ・イスタンブール空港で過ごしました。
初の中東。トルコの雰囲気を味わいたいと思って、トランジットの時間が13時間のフライトプランを組んでみたよ！
写真の通り、ハブ空港ということもあって夜中でも乗り継ぎ客で賑わっています。イルミネーションのライトアップもあって煌びやかですね。
空港の規模や店舗の数は期待通りだったのですが、一つだけ予想外のことがありました。
それは、イスタンブール空港の物価です。
基本的に食事は日本の2倍以上の価格だと思ってください。例えば、スタバはフラペチーノ1杯1,000円です。マックは日本の5倍近くしました！！
マックやスタバなどのチェーンに限らず、空港内の飲食店は軒並み高い印象です。
イスタンブール空港では市内よりもかなり割高な価格に設定されているようです。
観光地価格になってるってことだね...。
日本にいる感覚で飲み買いするのは危険だと思ったので、マックでの衝撃価格を備忘録としてまとめてみました。
これからイスタンブール空港を訪れる人の参考になれば嬉しいです。
この記事で分かること
- イスタンブール空港の概要
- マックやスタバなどのチェーン店の価格帯
- イスタンブール空港の過ごし方とワンポイントアドバイス
イスタンブール空港は中東最大のハブ空港
イスタンブール空港は2018年に運用を開始し、2019年4月に全面開港したトルコ最大の国際空港です。
トルコを代表する航空会社ターキッシュエアラインズの拠点空港でもあります。
今回は行きも帰りもトルコ航空を利用してみたよ！イスタンブール空港でトランジットしてヨーロッパに入国する南回りのルート。
イスタンブールと世界262都市をつないでいるっていう情報もあるね！
出発ゲートの確認時、ヨーロッパと東南アジアを繋ぐ便が多いな〜という印象でした。
トルコはアジアとヨーロッパの中間地点に位置している国なので、経由地としては最高のロケーションですね。
豆知識
現在はイスタンブール空港は4本の滑走路を有していて、今後6本に増大される計画があるそうです。そうなると年間の利用者は最大2億人に達し、世界最大の国際空港となります。
多くの利用者に快適に過ごしてもらうため、免税店や飲食店、ラウンジ等が充実しているのがこの空港の魅力です。
そんな注目のイスタンブール空港ですが、物価には注意が必要です！
私自身の痛い体験をもとに、イスタンブール空港の物価についてお話します。
イスタンブール空港の物価は超割高！
日本に帰国する前、イスタンブール空港でトランジットが13時間のフライトプランを組みました。
もともとは夕方からのトルコ航空主催のツアーに参加する予定でしたが、長旅の疲れで体調がすぐれなかったので、空港でトランジットまでの時間を過ごすことにしました。
お昼にバルセロナからイスタンブール空港に到着後、めちゃくちゃお腹がすいていたのでお店を探してウロウロ。
目の前にマックが見えてきて「折角なら海外のマックでも試してみようか」ということで、ダブルチーズバーガー2つとナゲット(+アイオリソース)を注文しました。
合計金額は税込1300TL(トルコリラ)。
マックの注文内容
- ダブルチーズバーガー2個：960TL（日本円：4,684円）
- チキンナゲット：200TL（日本円：976円）
- チキンナゲットのソース：25TL（日本円：122円）
- 消費税
ファストフードは基本どこの国も安いし、トルコリラ安にもなってるという前情報から「高くても2,000円ぐらいなはず！」と見積もっていたのですが、見事にその予想が打ち砕かれました。
なんと日本円に換算したところ、驚愕の6344円！！(1トルコリラ＝4.88円換算)
帰国後のクレカの明細を確認したら、しっかりと上記の金額が引き落とされていました（泣）
日本であればダブルチーズバーガー2個とチキンナゲットなら1,000円ちょっとぐらいだと考えると、なんと5倍以上の値段に...。
血の気が引いたよね...高い勉強代になった(笑)
それまでヨーロッパを旅行していたということもあって、トルコリラと円の換算レートを事前に確認せずにオーダーしたことが痛い目を見た原因です。
換算レートをしっかり確認していなかった自分たちに落ち度があるのですが、ハンバーガー1つが2,500円もする世界があるとは想像を絶しました....
もはやファストフードではないね...
過去最高額のマックになってしまった（汗）
イスタンブール市内だとチーズバーガーが75TL〜85TLぐらい（日本円で400円〜500円）の値段なので、空港は市内の5、6倍の価格設定になっているようです。
値段が高いのがマックだけなのかと思って他のチェーン店やカフェも覗いてみましたが、他も同じような値段でした。
可能な限り、ドリンクだけで済ませておくのが得策かなと思います。旅行前にこんなに使ってしまうのはもったいない気がします。
アドバイス
観光客価格になっていることを念頭に注文しましょう！日本から軽食を持ち込んだり、トランジット時間を短めに設定するのもGOOD。
私の場合、トランジット時間が長かったのでスタバでもドリンクを頼みました。そのときにかかった金額を次にご紹介します！
スタバも価格も日本のおよそ2倍！高いけど、ヨーロッパと同じくらいだった
マック同様、スタバも価格は高めです。こちらが私が注文したドリンクです。
スタバの注文内容
- エスプレッソフラペチーノ（Grandeサイズ）：221TL （日本円で約1,078円）
- ベリーハイビスカスティー（Grandeサイズ）：205TL （日本円で約1,000円）
日本のスタバと比べると2倍近くになっているので、やっぱり高いと感じますよね...。
とは言っても、ヨーロッパでも同じぐらいの価格だったので、イスタンブール空港のスタバが特別高いという感じはしませんでした。
日本も物価が高騰していますが、他国はその比ではないようです。特にトルコではインフレ・通貨安が加速していて、物価高騰に歯止めが効いていないようですね。
空港はそれにさらに輪をかけた価格設定になっているので要注意です。
アドバイス
飲食店だけではなく、免税店で売られている商品の価格も高めに設定されています。購入する前に適正な価格か判断しましょう。
まとめ：イスタンブール空港の物価には注意しましょう
イスタンブール空港での物価の目安と注意点をご紹介しました。
私は無駄にトランジット時間が長かったということもあって、気づかずうちに2人で1万円近く使ってしまいました...。
皆さんが同じような経験をしないよう、注意喚起を込めて記事を執筆しました。誰かのお役に立てれば幸いです。
