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【海外ドラマで英語学習】エミリー、パリに行くから学ぶ【S1E2】

Netflixオリジナルシリーズ「エミリー、パリに行く」【シーズン1 エピソード2】から、実用的な英語表現を厳選しました。

日常会話で使えると「英語できる人だ!」と一目置かれる表現ばかりです。

この記事から分かること

  • 「エミリー、パリに行く」【シーズン1 エピソード2】のあらすじ
  • S1E2から厳選した、実用的な英語表現5つ(意味、ドラマの中での使い方、類似表現 他)

それでは、厳選した5つの表現を解説していきます。

「エミリー、パリに行く」S1E2のあらすじ

エミリーはフランス流のソーシャルメディアの運用方法に戸惑いながらも、仕事に邁進。顧客との面識も増え、仕事が軌道に乗り始めた矢先、シカゴにいる彼氏との遠距離恋愛に終止符が打たれる。失意のどん底の中、エミリーが運営するSNSが有名人にリツイートされ... (後に続く)

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覚えておきたい表現を5つ厳選

「エミリー、パリに行く」シーズン1エピソード2の中で覚えておきたい表現を5つ厳選したので、一つずつご紹介していきます。

  • could use some work
  • piggyback off
  • keep someone out of the loop
  • eff up
  • not cut out for

could use some work:改善の余地がある

まずは、上司のシルヴィーに歓迎されていないことに対するエミリーのセリフから。

Emily: Look, I know that you all aren't that happy to have me here and my French could use some work.

私がここにいることをみんながそれほど喜んでいないし、フランス語も改善の余地があることは知っているわ。

EMILY IN PARIS

"could use some work"は「改善、改良、努力の余地がある」という意味です。ここでいう"work"は「仕事」という意味ではなくて、「努力」を指します。

基本的には、機能やデザイン、仕事など、改善すべき対象を”could use some work”の前に置いて文章を作りましょう。

ドラマの中では、「フランス語には改善の余地がある」と言っているので、"my French could use some work"になります。

改善すべき対象が主語にくることに違和感を感じるかもしれませんが、逆にこなれた英語って感じがしますね。

ポイント

could use some work≒need some improvement (改善の余地がある)

piggyback off 〜:〜に便乗する

続いては、エミリーが香水の広告の宣伝方法に問題があると指摘しているシーン。

Emily: You're piggybacking off the ad campaign. Very little social engagement.

あなたたちは広告に頼りすぎているわ。反応がほとんどないのに。

EMILY IN PARIS

"piggyback"を直訳すると「子ブタの背中」です。単語を分解すると、こうなります。

  • piggy:子ブタ
  • back:背中

でも、この場合、そのまま「子ブタの背中」と訳したら意味が通じないですよね(笑)

正しくは、「おんぶする」「便乗する」という意味です。ドラマの中ではビジネスの話をしているので後者の意味になります。

ビジネスの場では「他社の製品やサービスを利用して自社のビジネスを拡大する手法」っていう意味で使ったりするよ!

ぺとり

子ブタの背中に乗っかっているイメージをしてもらえると分かりやすいかなと思います。日常生活でもビジネスでも使える表現です。

例えば、"Daddy, give me a piggyback(パパ、おんぶして)"なんて使い方もします。

ポイント

文章の組み立て方:piggybackの後に続く単語によって前置詞が変化 piggyback off of (something)/ piggyback on (somebody)

keep someone out of the loop:蚊帳の外

続いても、エミリーが香水の宣伝に関わらせて欲しいとお願いしているシーン。

Emily: I know you're about to launch, and you're keeping me out of the loop.

香水のローンチをし始めていることは知っているけれど、私は蚊帳の外だわ。

EMILY IN PARIS

"keep someone out of the loop"とは「蚊帳の外」「仲間はずれにする」という意味です。

"loop"とは「輪」のことで、"out of the loop"で「輪から外れる」となります。

パリの広告代理店に赴任したばかりのエミリーはプロジェクトのやりとりに入れてもらえないので、このように抗議しているんですよね。

「輪から外れる=蚊帳の外」っていう訳とイメージが一致しているね。

ポイント

対義語は"keep someone in the loop"(常にsomeoneに最新情報を伝えること)

eff up 〜:ダメにする、めちゃめちゃにする

続いては、フランス語で女性名詞に見える名詞が男性名詞になっていることに対するエミリーの発言です。

Emily: Your language is seriously effed up.

フランス語って最低な言葉。

EMILY IN PARIS

"eff"は"fuck up"の婉曲表現です。

"fuck"の頭文字のf(eff)を文字ったスラングで「めちゃくちゃにする」「不快だ」という意味です。

f*ckは汚い単語だから、オブラートに包むためにこんな言い方になったんだろうね。

ぺとり

ポイント

本来の"fucked"を略すことで伏せ字の効果を持たせている。類語は"mess up"

not cut out for 〜:自分は〜に向いていない

そして、最後にご紹介するのが、失恋して落ち込むエミリーがパリに引っ越したことを後悔して口にしたセリフ。

Emily: Maybe I'm not cut out for this city.

私、この街が向いていないのかも。

EMILY IN PARIS

"not cut out for 〜"は「〜が向いていない」という意味です。

パリに来てから物事がうまく進んでいないエミリーが「この街は向いていないのかも...」と落ち込んでいるシーンで使われています。

"I'm not cut out for this job. I wanna quit now."という風に言うこともできる便利な表現です。

ポイント

「仕事や、あるタイプの活動に向いていない」というときに使える表現。

まとめ

「エミリー、パリに行く」シーズン1エピソード2の中で覚えておきたい表現を5つ解説しました。

  • could use some work
  • piggyback off of
  • keep someone out of the loop
  • eff up
  • not cut out for

どれも日常生活やビジネスの場で活用できる便利な表現ばかりです。

どんな場面で使われていた表現なのか思い出しながら、一つずつ記憶の中に定着させていきましょう。

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